今より1150余年前、今の社殿のある辺りに奇しき光現れて、雪の中に忽然と筍が生じ、三岐の竹となりました。
冬の時期余りに不思議に怪しいので、村人が俄にお祓いをし、湯立の行事をして卜(うらな)いますと、
「吾は大和國葛城山に居る一言主大神なり。今東國の万民の災禍を救わんが為に来れるなり。即ち此の三岐の竹を以て
永く契とせよ。」云々と託宣せられました。依って村人これに驚き、此処人跡を禁じ、社殿を造りお祀りしたのです。
其の後も時折三岐の竹が生えるので三竹山と呼ぶようになったのです。
神社内「三竹の由来」より引用