この神社は、天禄3年(972)将門公の娘である如蔵尼が、亡き父の御魂を慰めるために建てたと伝えられており、神宝殿には如蔵尼が彫ったと伝えられる 「寄木造平将門の像」が祀られている。
延命寺は、石井営所の鬼門除けとして建立されたが、天慶3年(940)朝廷軍に 営所一帯を焼かれた時、守り本尊の薬師如来像だけは難を逃れ、世の静まるのを 待って現在の地に祀られた。地元では「島の薬師」として親しまれている。