千姫とは?


 千姫は、徳川幕府2代将軍秀忠の長女として生まれ、7才にして従兄の
豊臣秀頼に嫁ぎました。(秀頼の母淀殿と、千姫の母お江与は姉妹)

 千姫19才の時大坂夏の陣が起き、豊臣家は滅亡、夫秀頼は自害してしまいます。翌年、姫路城主本多忠政の長男忠刻と再婚し、一男一女をもうけましたが、千姫30才のとき夫忠刻が病死し、2度目の未亡人となってしまいます。
 失意の中に江戸へ戻った千姫は、落飾して天樹院と号して江戸城の一画、竹橋に住まいを得て余生を送り、70才で波乱の人生の幕を閉じました。


                                     弘経寺蔵 千姫姿絵

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